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古本屋日誌
2023-04-10 02:00:00
畑正憲が87で亡くなった。
アナコンダに首を締められてもなんともないようだったし、ライオンに噛まれても元気そうだったから不思議な感じだ。
畑にはたくさんのエッセイがあって、角川文庫や文春文庫に収めてある。
初期のエッセイストクラブ賞を受賞したら「われら動物みな兄弟」には東大理学部時代の夏合宿の話が出てくる。
当時、昭和30年代、理学部では夏休み期間中、合宿が行われて教授や院生と泊まり込んで、朝から夕方まで実験をやり、そのレポートを提出することが義務付けられていた。
首尾よく🆗が出ればいいのだが、不器用なのや要領の悪い学生は、「やり直せ❗️」と言われてしまう。
食事もそこそこに再度実験にとりかかり、深夜までかかってしまう。
ほとんど寝る間もなく、朝から実験開始で、次第に意識が朦朧としてきて、なんと思ったかテーブルにある塩酸の瓶を取り上げて飲もうとするのだ。
目ざとく見つけた教授に突き飛ばされて、ことなきを得るのだが、実に大変な合宿だよなあ。