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古本屋日誌
2023-03-08 13:30:00
何事においても人を動かすには費用がかかる。
古本屋の業務でもたくさんの本が並んでいる棚から、お客さんがオーダーした本を探し出して、住所をプリントアウトし、梱包し、必要な書類も用意して郵便局まで運び込むのは相当な時間がかかる。
郵便局の業務でも客がオーダーした現金書留の処理、振り込みの処理など職員1人が30秒くらいは手を取られるわけだ。
人の手を煩わすのではなく、ATMで送金処理をしたら、人件費もかからないから格安となるのは当然だ。
しかし、不思議なことに未だにたくさんの人が郵便局の窓口で送金処理をしてもらっているのだ。
職員が親切に「お客さん、この送金ですけどね、現金使わはらへん方がお得ですよ。」
「いや、よろしいです」
「さよですか、ほんでね、ATMでしやはった方が手数料もかからへんさかい、おとくでっせー。ここでやったら合計手数料が315円いりますけどね」
ゆうてやっても
「いや、構いません、お願いします」ゆうわけだ。
平日の昼下がり、特定郵便局は閑散としていて、ATMコーナーも誰もいない。すぐに送金できる状態だ。
職員はちらっとATMコーナーに目を向けて客に伝えようともしていた。
それでも反応はなし。
この客は若い女なんだが、送金するのは4万くらいに過ぎない。
それに無駄な手数料を315円も払おうというのだから謎だ。(もちろん大きなお世話なんだけどね)
老人がめんどくさいというのは、わからなくもないが、若い連中もやはり一定数その中に含まれているのが不思議で仕方がない。
お金がありあまっているのか、機械音痴が過ぎるのか、職員が処理するところを見るのが好きなのか、まるでわからない。
結局バカから金を巻き上げているシステムだと俺には思える。