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古本屋日誌
2023-03-06 01:41:00
今年も4月7日の戦艦大和の最期が近づきBSでは特集番組があった。
まったく無駄な作戦を強行して、3000人近い将兵が死んだわけで、当時の帝国海軍の指導部はバカしかいなかった。
やれ「沖縄に行き着ける確率は5分はある、作戦というものは五分の可能性があればやるべきだ」とか
「大和は一億総特効の先駆けとなるのだ」とか
「このまま大和が残ってしまったら、帝国海軍が懸命に戦ったと後世に胸を張れるとは思えない」などというどれもこれもオカルトめいた愚論、暴論である。
こういう輩が帝国海軍を率いていたわけだから驚くばかりだ。
ただ一ノ瀬俊也が講談社現代新書の『日本軍と日本兵』の中で書いていたように圧倒的な物量と装備で攻めてくる米軍に、日本軍の兵隊は不公平感を強く感じていた。
艦船の対空砲火にしても、最新鋭の信管を砲弾に搭載しているため、敵機に命中しなくてもその近くで散弾状に炸裂するので、爆撃機や雷撃機に大きな損害を与えられた。
対する日本の対空砲火は、そのような信管はなく、誠にお寒いもので、大和の特攻にしても、撃墜した米軍機は10機程度でしかない。
その点に関して大和の乗組員はこう言っている。
「アメリカの攻撃機はお昼くらいからやってきたけど、水平線が暗くなってるのよ。もう360度、どこを向いても敵機。
それでね、艦橋スレスレに飛んでいくのよ、その時ね、アメリカの飛行機乗りがこっちに手を振ってくるのよ。もう、なめてるんだよな❗️❗️❗️」とあの日から70年以上経ってるのに、それこそ血相変えて叫ぶ。
あまりにも力量差があるのに、かさにかかって攻め立ててくる米兵の残酷さや非情さ(戦争なんだから冷静に考えたら当たり前の話なんだが)に怒りをたぎらせたわけだ。