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古本屋日誌

2023-02-18 21:10:00

去年、講談社現代新書で大島隆之の『真珠湾攻撃隊』が出た。

 

 

これは労作で、例のパールハーバー奇襲攻撃に参加した空母6隻の兵隊900人余りのその後を追跡したものなのだ。

 

巻末には一覧表が掲載してあって、それによれば、8割以上が戦死している。

 

その中で従来「真珠湾攻撃に参加した将兵は、実戦の経験豊かな猛者だ」といわれていたが、実際は4分の1くらいの兵隊はキャリアもない、若い新兵だったことが明らかになった。

 

 

また真っ先に攻撃を開始した空母赤城の水平爆撃隊は、さすがに的の反撃を受けず、全機無事に帰還したが、その後に突っ込んだ加賀の水平爆撃隊は12機のうち5機が対空砲火によって撃墜されてしまったことも明らかになった。

 

 

例の映画『パールハーバー』ではアメリカ側の反撃は遅くて、大したこともなかったと見てしまうのだが、実際は全然違っていたのだ。