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古本屋日誌
猖獗を極めるポストモダンの悪弊に鉄鎚を下す一冊が現れた。
ヘレンブラックローズとジェームズリンゼイの『社会正義はいつも正しい』だ。(早川書房)
不正義や差別と戦う理屈がこのところ理解可能になっている。
障害者や極端に太った人はそのままの姿で素晴らしいから、医療技術などによって健常者に近づこうとするのはおかしいというのだ。(太ってる人はそれが素晴らしいのだ、痩せる意味などない)
確かに障害や体型を理由に雇用を断られるとか、街のシステムが健常者の利便性ばかりを考えて設計されているのは大きな問題だ。
だからといって障害者が自分の身体を変えていこうとするのも当然のことで、それを考えないのは理解に苦しむ。
フェミニズムにしても男女の科学的な差を認めようとしない、非科学的な悪弊がある。
女の子が赤やピンクの服を好んだりするのを、社会的な強制や慣習に染められているからだと否定しようとする。
この本はかかるポストモダンの訳の分からないへ理屈をひとつひとつ暴いて痛快だ。
ここからは俺の考えだが、国防は全国民に課せられた市民としての義務であるというのが、民主主義の根本にある。(これは政治学のイロハであって俺の考えではない)
だから女も当然兵役につかなければいけないし、戦争に赴く気構えが必要だ。
男女に差などありえないから、自衛隊は男女比を1対1にしなければならないのではないか。
そのためには女性自衛官の待遇を改善し、給料も男よりずっと多くしなければならないだろう。
ただそれで国が守れるのかというと、無理だろうな。
また外科医も、現状男性があまりにも多い。
長時間の手術に耐えうる体力が必要なんだが、女性が向いていないわけはないから、女の外科医には収入を10倍にするなどして男女の比率を1対1にしなければならないだろう。
しかしそういう外科医に治療してもらいたいとは誰も思わないだろうけどな。