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古本屋日誌
2022-11-25 17:33:00
大阪の大規模な古本市は春と秋の天王寺さんのやつと秋の天神さんのものだ。
いつも気になっていたのが、100円均一台に出してある本の出どころだ。
古本市の前に参加店に呼びかけて、適当な本を出してもらうのだろうか❓
それでは20近くもある参加店だし、なかなか足並みも揃わず、手間がかかりそうだ。
またレジで会計をする際も「この本はどこそこの古本屋のもの」みたいな確認はせず、冊数を数えているだけ。
つまり本の所有権は古書組合にあるみたいなやり方なんだよなあ。
先ごろ知り合いの古本屋に聞いてみたら次のような話だった。
「それはな、組合の市あるやろ、あっこでな、競り落とした本の束んなかで、要る本だけ抜き取ってな、どないしょうもないやつはな、またひぼで結えてな、次の市に出すんや。
上手いこと誰か買うてくれる時もあんねんけど、なかなか売れへん時もあるわけよ。
そういう本はな、潰しにしてほかしてまうことも多いねんけど、もったいないやろ。
せやさかい、俺はな、大阪古書会館の5階に古本市用の100均本を積んだあるとこあんねん。そこへ寄付するんやわ」
なるほどほかすよりかは、いいよね。
また、われわれ業者が「こんな本要らんわい❗️」見捨てたものでも、お客さんの目でみたら、是非とも手に入れたいということもよくあることなのだ。
古本の世界はお客さんの方が圧倒的に商品知識を豊富に持っているという特殊な世界だから。