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古本屋日誌

2022-11-15 12:30:00

大藪春彦は角川文庫や新書本でバイオレンス小説を量産していた。

 

細かい銃器の蘊蓄は、俺は何の興味もない。ただそのワンパターンでお決まりのストーリーは魅力的だった。

 

強欲な金持ちは常に豪邸で女と情事を楽しみ、そこへテロリストが現れ、見苦しい命乞いをする金持ちを無慈悲に射殺する話だ。

 

バカバカしいよなあ、そんなバカで無警戒な金もなんかいるのかよ❗️とかツッコミながら読んでしまう。

 

金持ちが権力にものを言わせてあれこれ不正をすることもいろんなドラマや小説で描かれてきた。

 

バカ息子やバカ娘が交通違反したら、息のかかった署長に電話して揉み消してもらう。

 

銀座に220坪もあるまとまった一等地の出物があるが、手元に金がない。配下の頭取に頼んで無担保で25億融資して、土地を手に入れる。

 

しかし本当なんかな❓との疑念を挟まずにはいられない。

 

いくらなんでもバレたらただでは済まないし、身内から裏切るやつなんかいくらでも出そうだから、危ないにも程があると思うのだ。

 

 

しかし、それが、実際に行われていることを細かく記したノンフィクションが去年出た。

 

「日本リクスコントロール社長」を称する寺尾文孝の講談社刊、『闇の盾』だ。

 

 

なんでも政治家から芸人、経営者、宗教団体とあらゆる有象無象から持ち込まれる相談事を解決する会社の代表だという。