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古本屋日誌

2022-11-08 20:47:00

講談社文庫からこだまの「ここは、おしまいの地」が去年出た。

 

こだまは例の「夫のちんぽが入らない」で有名だ。

 

この作品も幼い頃からのしくじりや劣等感や赤裸々に綴った私小説風の作品でなかなかよく出来ているのだ。

 

著者は左目の横に1円玉ほどの黄色いあざがあるのだが、小学校時代それをからかわれる話がある。

 

「『顔にうんこの染み、耳にうんこが付いとるぞ』(作者は耳にほくろがある)

川本(作者のクラスメートだ)の口調は強かった。

 

まわりの男子が即座に『うんこ』に反応し、教室は一瞬で爆笑の渦に包まれた。

気付いたときには『うんこ、うんこ』のコールが始まっていた。」

なかなかきつい体験だ。ここから作者が立ち直るきっかけは化粧を始めたことなのだから、人生は面白いよなあ。