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古本屋日誌
いうまでもないことだが、日本一の古本屋は「ブックオフ」だ。
大阪市内のある店舗の店長に話を聞く機会があった。
まず売り上げについて
「店長会議があるんやけど、上からは『新刊の書籍の売り上げがこれこれやろ、そんだけ世間には本があるわけや。なんでそれを回収でけへんねや❗️』てな話がある。
しゃあけどそんなもん新刊はあんまり売れてない。つまり流通してないわけや。なにゆうとんねん思うけど、ようゆわんけどな」
なるほど上からええ本をこうてこい言われるけど、それは無理な話ということだ。
「そしたら店長会議では不満が渦巻くみたいになんの❓」
「いやな、それがそうはならんのや。要するに売上を伸ばしてくる店長がおるんや。そんでなもう、『言い訳無用❗️』てな雰囲気になってまう」
「俺なんかやで、そんな中でやで、社歴だけ長い人みたいな目でみられるんや」
「そんなんやったらしんどいね、いっそ田舎の店舗に移ってみるのはどないなん?」
「いや、俺はな、生活すんのは都会の方が好きなんや。一番嫌なんは下町。プライバシーなんもない、監視されてる感じする。」
「でも田舎やったら隣と距離あるやん?あんまり接触することないから街中よりええやろ」
「そんなことないわ。田んぼや畑は隣と接してるやん、必ず毎日隣のやつと出会うことになるんや」
「でもな、ブックオフの田舎の店舗やったらな、店長が体調悪なって休んだら、お客さんはな、『あの店長さん、どっか身体悪しはったんやろか』思てくれる。
しゃあけど、俺んとこなんかな『あーまたサボりやがったな』みたいな感じで気分悪いわ」
「なるほどな、ほたらわがで古本屋やるのは考えてへんのん❓」
「そらできるけどな、通販での販売になってまうやろ。
あんたがやってるのみてたらな、客とのやり取りもないし、自分一人で本買うてきて、値付けしてシコシコやってるよなあ。
そんなんは、寂しいわ。やっぱり俺の店の店員とかと話をしたりな、そんなんないと俺は無理やな」
「なるほどごもっともでございます」