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古本屋日誌

2022-10-13 12:29:00

いうまでもないことだが、日本一の古本屋は「ブックオフ」だ。

 

大阪市内のある店舗の店長に話を聞く機会があった。

 

まず売り上げについて

 

「店長会議があるんやけど、上からは『新刊の書籍の売り上げがこれこれやろ、そんだけ世間には本があるわけや。なんでそれを回収でけへんねや❗️』てな話がある。

 

しゃあけどそんなもん新刊はあんまり売れてない。つまり流通してないわけや。なにゆうとんねん思うけど、ようゆわんけどな」

 

なるほど上からええ本をこうてこい言われるけど、それは無理な話ということだ。

 

「そしたら店長会議では不満が渦巻くみたいになんの❓」

 

「いやな、それがそうはならんのや。要するに売上を伸ばしてくる店長がおるんや。そんでなもう、『言い訳無用❗️』てな雰囲気になってまう」

 

「俺なんかやで、そんな中でやで、社歴だけ長い人みたいな目でみられるんや」

 

「そんなんやったらしんどいね、いっそ田舎の店舗に移ってみるのはどないなん?」

 

「いや、俺はな、生活すんのは都会の方が好きなんや。一番嫌なんは下町。プライバシーなんもない、監視されてる感じする。」

 

「でも田舎やったら隣と距離あるやん?あんまり接触することないから街中よりええやろ」

 

「そんなことないわ。田んぼや畑は隣と接してるやん、必ず毎日隣のやつと出会うことになるんや」

 

「でもな、ブックオフの田舎の店舗やったらな、店長が体調悪なって休んだら、お客さんはな、『あの店長さん、どっか身体悪しはったんやろか』思てくれる。

 

しゃあけど、俺んとこなんかな『あーまたサボりやがったな』みたいな感じで気分悪いわ」

 

「なるほどな、ほたらわがで古本屋やるのは考えてへんのん❓」

 

「そらできるけどな、通販での販売になってまうやろ。

あんたがやってるのみてたらな、客とのやり取りもないし、自分一人で本買うてきて、値付けしてシコシコやってるよなあ。

 

そんなんは、寂しいわ。やっぱり俺の店の店員とかと話をしたりな、そんなんないと俺は無理やな」

 

「なるほどごもっともでございます」