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古本屋日誌
2022-10-10 20:31:00
今週の金曜日は断続的に3時くらいまでかなり激しい雨だった。
天王寺さんの古本市は初日で、屋外に出してある平台にはブルーシートがかかっていて、雨を防いでいた。
ところが翌日、シートをどけて確認してみたら、雨を防ぎきれず大量の雨水が小分けされた平台に侵入し、本が水を吸ってパンパンに膨らんでしまっているお店があった。
それでも、あるお客さんは、目当ての本があるのか、指を本箱に突っ込んで中の一冊を取り出そうとするが、押しても引いてもいっかなびくともしない。
何の本かなと気になって、覗いてみたら集英社文庫の「萬葉集」のきれいな本が詰まっているのが見えた。このシリーズは人気があって一冊700円くらいはするだろう。
「おじさん❗️これびくともせーへんで❗️」
「欲しいのあったらな、やるわ、持っていんでや」
「えー❗️嬉しいけど惜しいことしましたな」
「こんなもん惜しいことあらへん、あらへん」
「ブルーシートが一枚でな、薄かったんや」
「でもこれ、きれいな本やし、売値も高いんちゃいますのん❓」(このお店には全て一冊150円、4冊で500円の表示があった)
「そんなもん、若い人(若い古本屋の店主という意味だ)はな、ネットで値ぇ調べてやってるけど、俺は関係あらへん、そんなもん」
もう面白すぎるなあ。