Welcome
古本屋日誌
2022-09-03 11:51:00
梅田の北、中崎町で毎週朗読をやっているバーがある。
突撃金魚という劇団が主催していて、夜の7時半から料金は2500円で、ろうそくの灯りの中、酒もオーダーすれば飲めて、いろんな作品を聞ける。
YouTubeでも朗読は、いくらでもあるけど、臨場感がない。
自宅でうまいウイスキーを飲んでも、あんまり感動がないけど、いいバーでマスターに作ってもらって飲んだら実に美味い、あれとおんなじだ。
これは老後の楽しみの一つとして、実に興味深い。
老後は時間は確かにありあまってはいるんだが、そもそも視力も衰えるし、細かい字面を追っていく作業が大変だ。
朗読してくれるならもってこいだし、ボケ防止になることも間違いない。
俺の連れで今71の親父がいるが、こないだ
「もう、俺ちょっとボケてきとんねん。地下鉄乗ってたんやけどな、これからどこいくのかわからんようになってしもてん。」
「それだけやないで、つい先だってなんかな、地下鉄に乗ってんのか、外におんのかわからんようになったんや。
一生懸命考えたんやが、どないしてもわからん。歩き回っとったら、切符の自販機があったさかい、『あー外やったんや』て一安心したわ」
てなことを真顔でいってくるから、彼は確かに心配だ。
朗読BARだけど、もっと安い値段にして、毎日昼間にも開催すれば、一種の見守り機能も果たせるから新しい福祉のかたちということもできよう。