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古本屋日誌

2022-07-27 13:28:00

三五館がシリーズでいろんな労働者の日常を書いた本を出していて、どれもなかなか好評だ。

 

今年春にはコールセンターで働く話をまとめたものが出た。

 

吉川徹の『コールセンターもしもし日記』だ。

 

ドコモのコールセンターで料金未納ゆえ、携帯を止められた人からのクレームに応対する仕事だ。

 

料金を払ってないんだから、止められても当然だ。

 

しかしバカはいくらでも湧いて出てきて「とにかく、電話を元に戻せ❗️」と怒鳴り続けるのだから、仕事とはいえ、ストレスをかかえることになるし、第一いつまでも大声で恫喝するのは立派な脅迫罪だと思う。

 

 

その後吉川はNTTの料金コールセンターに勤める。ここは料金を払っていない客に電話していつ支払うか約束させるセクションだ。(時給は1450円)

 

 

36の菊池という女の客が

「今月の分が払えないんですけど、待ってもらえますか?」と電話してきた。

 

「お待たせしました、確認したところ菊池様はドコモで2回延期されてますよね。今回はお支払いの延期はできませんのでご了承ください」

 

「私、障害者なんですよ、障害者に対してそんなこと言っていいんですか?」

 

障害にもいろいろある。一般企業で働いている障害者も少なくない。この人の障害がどの程度かはわからないが、自分は優遇されて当然と思っていることは間違いなさそうだ。

 

 

「障害のあるなしは関係ありません。以前に『今回限り』と2回お約束いただいておりますので、今回はできませんということです」 

 

 

「障害者がどれだけたいへんな思いをしているか知ってるんですか?おたくらみたいに自由気ままにいきているわけじゃないんですよ」一方的な決めつけにカチンときたが、つとめて冷静に言った。

 

 

「私は別に自由気ままなわけじゃないですが、延期はできませんのでご了承ください」

 

 

「そうですか。わかりましたよ。覚えときなさいよ」捨てゼリフを残して電話は切れた。これで終わったと思っていた。

 

 

ところが翌日、NTT東日本の本社から連絡があり『暴言を吐かれて嫌な思いをしたので謝って欲しい』と菊池さんが訴え出たことがわかった。」

 

 

こういう理不尽な話なのだ。どう考えてもこの菊池とかいう障害者はバカだし、言っていることに一片の道理もない。客だからとつけあがるのもいい加減にしないといけないよなあ。