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古本屋日誌

2022-07-05 16:18:00

この3日ほどはしっかり雨が降ってありがたい。こうでないと、梅雨なんだから。

 

思い返せば、先週の後半は、地獄のような猛暑でこの時期なのに、最高気温が38℃越えなどと、わけのわからん毎日でした。

 

 

ようやく梅雨が戻ってきてありがたい。気象庁は梅雨明けしたと言ってるようだが、これだけの雨が降るんだから、まだまだ梅雨はこれからだと思うよ。

 

 

堺筋本町の船場センタービルの3号館一階にある「槙尾古書店」はもと天牛堺書店のあったところだ。

 

今文庫コーナーで旺文社文庫の内田百閒が20冊くらい並んでいる。

 

この文庫の内田百閒シリーズは全部で39冊もあって、それぞれカバーは田村義也で非常に魅力的だ。

 

 

以前買い取りに伺った神戸のお客さんはわざわざ自室の壁に文庫本が置ける小さな棚を階段状に20いくつもしつらえて、そこに内田百閒の旺文社文庫を一冊ずつ、カバーが見えるように展示していた。

なるほど、本を読むだけでなく、見て楽しむ絵と考えるわけだ。

 

なんて独創的なお方なんだろう。

 

じっくり拝見して、田村の装丁は装飾画として飾りたくなるくらい素晴らしいものだと改めて感じた。

 

であるのに、「これ、なんぼやったら買う❓」とおっしゃるので

 

「やめときまひょう。せっかくやねんからこのままで。目の保養目の保養」と言ってやりましたよ。

 

売るなどもってのほかだ。

 

さて槙尾古書店の値付けは300円が5冊、700円が10冊あまり、残りは1000円とか1700円が、付いていた。

 

300円の中には人気の「王様の背中」も入っている。なるほど、こうしてお客さんを捕まえるのだなあと改めて感心させられる。

 

300円は相場を知ってる人が『安い』と思って買うし、700円、千円は相場だから欲しい人は買うだろう。

 

もっと高い値付けだって、金を持ってる人にとっては関係ないし、シリーズで全部欲しいと思う人もいる。