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古本屋日誌
29日のブックオフは、どうなっているのか、ひまだから確かめに行ってみた。
1時半くらいに心斎橋店に着いた。
250円ごとに50円のサービス券がもらえる日なんだが、特段、客がたくさんいるわけではない。
昨日文庫コーナーの隅に4段に積んであった箱はどうなっているのか。
半透明な箱には縦に6列、文庫本が詰まっていて、一箱100冊くらいはある。
前日、1番上の箱には岩波文庫の「吾妻鏡」の4と5がある(このシリーズは全5巻なのだ)ことは確かめていたのだが、今日見ても同じ場所にこの2冊はある。
つまり全く補充の作業はなされていないということだ。
昨日、28日の昼間出向いた際、2階の店員さんは1人だけだったし、もちろん客も少なかったけどね。
それにしても、やはり、ひちめんどくさい入れ替え作業なんかとてもやないが、できなかったのだろう。
こういう入れ替えの手間をとりあえず解消する方法は「新入荷本」と称する棚か平台を新たに作り、そこにごちゃ混ぜに放り込んでいくやり方がある。
それにしても全くおせっかいな話だが、心斎橋でビルの地下から三階まで(ワンフロアー30坪くらい)をレンタルするには月に35万くらいかかる。
心斎橋店は地下から三階までいつも6人の店員を使っているので、安く見積もっても人件費が月に200万かかる。
さらに光熱費は15万くらい、これに本や楽器、カード、映像ソフト、ゲームソフトなど各階で販売している品物の仕入れの金がかかる。
その金額はさすがにわからないが、ブックオフのことだから大した金額で買い取っているとは思えない。
月に150万くらいではなかろうか。つまり賃料、人件費、光熱水費、仕入代金を足したら月に400万で一日あたり13万円で、1日10時間営業しているから1時間あたりは13000円くらい売れたらいいことになる。
この程度なら問題なく売れるだろう。
何が言いたいかというと、ブックオフは店を愛しているお客さんが相当いるのではないかということだ。
だいたいあの安い仕入れ値は、なんなんだろう。
私も何回もブックオフの出張買取を利用しているが、大半は一冊5円だ。
俺なんか、自慢するようだが、客から買い取るときは売値の半分くらいはちゃんと出してる。
それが天下のブックオフは買い叩いてるわけだ。
それでもまあいいかと思ってしまうのだから素晴らしい。
だってあの楽しい心斎橋で古本が買えるんだから。
朝から心斎橋店に出向いて、立ち読みしながら本をじっくり選んで、たくさん買う。その足で斜向かいの「ドトール」に入ってクレープにコーヒーで本を楽しむ。
さらに丼池はすぐで、「松葉亭」のおじやうどんでもきつねでも腹が空いたら楽しめる。
甘いものなら少し南に歩けばカステラの銀装とその2階の喫茶店「ラサール」にも行ける。
「ラサール」では2階の窓際に3席設けてあって大きな窓から、御堂筋線心斎橋駅を上がってくる、おしゃれをした、楽しそうな皆さんの笑顔をいくらでも見ながらカステラやカレーを味わえるのだ。