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古本屋日誌

2022-05-12 13:07:00

iPhone芸人と称するかじがや卓哉がいる。

 

もともと吉本の養成学校で学んで漫才コンビを組んで仕事をしていたが、なかずとばず。

 

メシが食えないのでずっと家電量販店で仕事をしながら、新しいiPhone発売日にはかならず並んで、借金してまで新機種を購入していたそうだ。

 

並ぶといっても発売の当日朝早く行くという程度のものではないのだ。

 

なんでも発売の1週間前の朝から並んでいてそれでも7番目だったという。

 

発売当日にはマスコミの取材があってかじがやもテレビのインタビューを受けることがあってそのコメントが面白かったので次第にオファーが来るようになった。

 

彼の売りはiPhoneの裏技を優しく伝えられることだ。

 

「」を出すときは大抵かっこと入力して「」を出すものだが、かじがやによればそんなことをしなくても「や」を左に滑らせたら「が出るし、右にスライドさせたら」が出るのだそうだ。

 

また既に打ち込んだ文字列の間にまた文字を入れたい時、カーソルを文字と文字の間に合わせようと大抵の人はするが、それではカーソルが上手く動いてくれず違う字のところに合わせてしまうこともある。

 

 

これもかじがやによれば空白キーを長押ししたらカーソルが右から左な順にずれていってくれるから合わせ間違うことはないのだということだ。

 

 

なるほど確かに時間の節約になり、スイスイ文字が打てそうでありがたい知識だよな。

 

それにしても21世紀は素晴らしい時代だよなあ。

 

ネット社会のお陰で古本屋も通販でメシが食えるし、かじがやのような無能な芸人風情ですら、ちゃんと仕事があるのだからな。