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古本屋日誌
2022-05-06 00:20:00
昨日で天王寺さんもみやこめっせも古本市は終わりだ。
天王寺さんでは値引きの交渉をしてる人もいた。
浮世絵版画(小型の風景画)の束を店主に示して
「これ全部買うから2万にしといてや」
「いやいや、一枚1500円見当やから三万」
「なんとか二万」
「いや、三万」「これそのままバラして売ったら一枚3000円とかになるもんやで。東京の業者なんか五万でもこうていくで❗️」「もうそっちへ戻しといてや❗️」
「これ後2時間くらい待ったら二万にならんかなあ❓」
「絶対ならん、来年になったかて三万や❗️」
てなやりとりだったよ。
また、ある古本屋は近代文献(戦前の社会科学、満州、朝鮮などに関するものだ)の専門だが、天王寺さんではそれ以外にいろんな地方史の文献や和本なんかもたくさん並べていて
「業者お断り」との張り紙があった。
しかし、よく見るとその張り紙は上から赤いマジックで「お断り」のところにぺけがつけてあって「大歓迎」としてある。
また別の貼り紙には「ヤフオク、メルカリ業者大歓迎」とか「ブローカー歓迎❗️」とか書いてある。
これはかなりの人が本の前に突っ立ってスマホでAmazonの値段を調べるためにカチャカチャやってるので、ちょっと皮肉っているのだ。
転売されることが嫌というわけではないのだ。(もちろん嫌がる古本屋もいることは間違いないが)
うちも古本屋さんや大学の生協さん(古本を扱っているのだ)から本の注文を受けることがある。
これは本当にありがたいことで、俺も売れて嬉しいし、向こうの古本屋さんも利益がでて嬉しいわけだろうから、誰も損する人はおらず誠にめでたいと思う。