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古本屋日誌

2022-05-10 12:56:00

京都、神戸、そして大阪の古本屋なんだが、明らかに京都のそれは以前ほどいい本を揃えていない。

 

京都で一番の古本屋は、もちろん三条にあるブックオフなんだが、棚を見ても魅力的な本を持っていない。

 

値段が高くて買えないという話ではなく、そもそもいい本を持ってないのだ。

 

先日は岡崎公園のみやこめっせで、3年ぶりの大規模な古本市だった。

 

初日から行ってみたが、開店前に並んでいる人数も減っていたし、扱う本のレベルも落ちている。

 

いい本がないわけではない。

 

例えば講談社学術文庫の「今鏡」全3巻が7500円、同じく「増鏡」全3巻揃は3500円となっている。

 

 

いずれもAmazonの価格に準拠していて、「なかなかない本だし、安いから買おう❗️」とはならないだろう。

 

むしろ古本市ではコンディションや中身をチェックするだけにしておいて、買うのはAmazonからになるのではないか。

 

これはやはり観光都市である京都の衰退を意味していると思う。

 

バカバカしいコロナ騒ぎだが、客は来ない。

 

旅館、飲食展、のみや、花街、観光業者軒並み上がったりで、消費トレンドは冷え込んだままだ。余裕がないから本も買わない、当然だ古本屋に売ってくれることもない。

 

たくさんいるはずの学生も飲食店、家庭教師などのバイトが減少し収入がおぼつかないものだから、自ずから本を買わなくなり、必然古本屋に流れてこない。