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古本屋日誌

2022-04-11 16:09:00

堺筋本町の船場センタービル3号館の一階に槙尾古書店がある。

 

もともと破産した天牛堺書店があったところだ。

 

天牛堺書店の目玉は均一販売だった。時によって100均、200均と値段は変わったが、この古本屋は4日に一度古本の全商品を総替えするシステムで長年やっていた。

 

破産後にできた槙尾古書店も均一販売を続けている。

 

しかし大きな違いは販売している本の種類だ。

 

天牛堺書店は岩波文庫や講談社学術文庫、ちくま文庫のプレミアの付いている本もほとんど気にせず均一台に投入していた。人気の高いちくま学芸文庫でさえ380円均一でたくさん売っていた。

 

せどりで稼ごうという人たちもたくさん来て、スマホや携帯でAmazonの値段を公然と調べている姿が見られた。

 

というか、そんな生やさしいものではなく、京都の古書組合に入っている古本屋が集団でせどりに来ていた。

 

彼らは軽トラックではるばる遠征して来ていて、天牛堺書店のブランチを回り、満杯にして帰っていった。

 

普通なら店主としては腹立たしいところではないだろうか❓

 

「隠れてやるならまだしも、目の前でやるなよ❗️」とか

「俺はお前らのためにいい本を集めてるわけやないで❗️」

みたいに思わなかったのだろうか。

これが天牛堺書店の最大の謎だ。

 

槙尾古書店では岩波文庫、講談社学術文庫、ちくま文庫、講談社文芸文庫などは均一台と分けてコーナーを設けて相場で売っている。

これは至極当たり前の話だよな。