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古本屋日誌
2022-04-09 20:59:00
今年は1972年の連合赤軍のあさま山荘事件から半世紀となった。
人質をとって山荘に立て籠もり解決までに10日を要した、その間赤軍からは何らの要求もなかった、不思議な事件だよなあ。
当時警察の指揮を取った佐々淳行の『連合赤軍」あさま山荘」事件』は今読んでも面白い本だ。
中でも興味を惹かれるのは自分が人質になりたいと名乗り出てくる人間がたくさんいたことだ。
事件8日目の2月27日に
「また一人、身代わり志願者が来訪したとの報告、もう十九人目である。一人はすでに撃たれて重態となっている。今度のもフツウじやない。
思い込みが烈しいというのか、ものの怪に取り憑かれているというのか、家を出るとき裁断器で切断したという小指を差し出して『この決意を汲んでほしい』と牟田泰子さんの身代わりになることを申し出て来たという。
丁重にお断りしてお引き取り頂く」とある。
確かにフツウではないけど、非常事態を自分の力で打開したいという崇高な使命感も感じられるよなあ。