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古本屋日誌
京阪の門真市駅前にオープンした海洋堂ホビーランドに行ってみた。
創業者の宮脇修の軌跡を辿る展示が興味深く、随所に宮脇自身が映像で登場し、これまでの軌跡を語る。
宮脇は初めは帆船のプラモデルが好きで、自作していたものが展示してある他、通路の両側には天井まで届くばかりのプラモデルの箱が積んである。
門真に本拠地を移して、折から時はバブル期を迎え周りには好況に沸く会社の新築ビルが立ち並んでいて、宮脇は自ら作ったプラモデルやフィギュアを持って営業に向かい
「エー凄いなあ❗️」と社長たちを驚かせた。
「初めは2〜3万、次は5〜6万、それから数十万ハハハ❗️ハハハ❗️」
さらに照明を落としたコーナーでは例の巨大な恐竜の頭が2体展示してあってその精巧さに驚かされる。
ここで宮脇は友人のアメリカのコレクターとの交友を語る。
「一晩ホテルの部屋で探したんやけどこっちは英語わからへん、向こうは日本語わからんし、一晩おったのに、ニヤニヤ笑うばかりや」
「ほんでそいつからなどんぐりの種を10個もうてな、本社前の庭になまいたんや、そしたらな3個大きなってるわけや。」
「こんな友情はな、日本人にはない❗️❗️」
この「日本人にはない❗️❗️」をえらい強調した話ていたが、ガチャガチャちせよ、プラモデルにせよフィギュアにせよ、市民権を得るまでは随分時間がかかったわけだ。
その間いわれなき中傷や偏見の目で見られて悔しい思いをしたのだろう。
そのくせプラモやフィギュアがもてはやされるようになると、今度は手のひら返しでニコニコ近寄ってくる連中がたくさんいるのだからあきれたことだろう。
ホビーランドの展示には徳川時代の帆船、高瀬舟、薙刀、小物のフィギュアコレクションもたくさん展示してあって興味が尽きない。
料金は千円だが、その日のうちなら何度でも入館できるし、ガチャガチャのコインももらえるし素晴らしい美術館だ。
