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古本屋日誌
2022-03-14 12:08:00
ちくま新書から村上勝彦の「進駐軍向け特殊慰安所RAA」が出た。
一般書ではこれまで類書もなく、独創的な内容で江湖の渇きを癒す作品だ。
敗戦の3日後にはアメリカの占領に備え、強姦や暴力事件の頻発を防ぐために慰安所の設置を日本側が決めて当時の大蔵省主税局長池田勇人に予算をつけてくれるよう要請した。
所得倍増の池田勇人ですな。
当初200万くらい出してもらえればいいとの意向だったが池田は
「200万かね、そんな少額ではとても足りまい。たとえ1億円かかっても、それで多くの女性の貞操が守られるのならば安いものだ」と言って3000万を融資することを決めたというのだ。
なんでも1945年の日本の国家予算は215億円だったそうで、3000万はその0.1%強に当たるのだから、気合を相当入れていたわけだ。
それにしても一つ疑問なのは慰安婦の集め方だ。村上は「観光事務員の大募集をしている」との触れ込みで実際は慰安婦の募集であり、逃げようとしても「いたるところに武装した黒人兵が仁王立ちになっていて逃げることはかなわなかった」と書いている。
なんか韓国と問題になっている従軍慰安婦の刈り込みみたいな話でビックリしてしまう。