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古本屋日誌

2022-03-16 08:09:00

このところのロシアの戦争で、この国の特異な体質に関して、興味を持つ人が増えているようだ。

 

とりわけよく聞かれるのが碩学、井筒俊彦の「ロシア的人間」(中公文庫)だ。

 

また学研文庫から出ている「バルバロッサ作戦、上、下」も戦争関連で求める人がいる。佐藤優の「甦るロシア帝国」も人気だ。

 

さらにソルジェニーツィンの「収容所群島」1〜6(新潮文庫)も急速に欲しいという人が増えている。こちらは文庫本は在庫が全然なく、普段は動かない単行本も売れていく。また例のみすず書房の「夜と霧」も需要が増えている。

 

ロシアは社会主義国家だとかいうソ連の後進なんだが、そもそもシベリアくんだりに帝国陸軍の将兵や満州の移民を誘拐して強制連行した連中だよな。

 

敗戦のどさくさに火事場泥棒よろしく中立条約を踏み破って満洲に侵入しただけでもとんでもないのに、その上国際法上も人道上も許されない誘拐、強制連行を国家挙げて実行したんだからあきれるほかはない。