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古本屋日誌

2022-03-11 17:03:00
神戸の古本市

今日から花隈の兵庫県古書会館で古本市。

 

昼過ぎに出かけてみた。

 

木造二階建ての古めかしい会館で、以前は玄関で靴を脱いで上がるようになっていた。

 

例によってこの古書会館の名物の急階段のエピソードを聞いた。

 

なにせ本を2階に運ぶエレベータは備え付けてはおらず、本は全てギシギシゆう階段を手づから運び上げるのだから、よくわからないよなあ。

 

「夏の真っ盛りな、階段でこけてもうてな、下にビターンてうつ伏せになってしもたんや。さしたらな、汗が滴り落っとってな、身体の形にあんじょう汗でしるしがついてもうてたわ」という。

 

汗で形がつくということはこけて、うつ伏せになってもすぐには起き上がらず、いちびってしばらくそのままの姿勢だったということだろう。

 

クソ暑い中、クソ重いだけの本を抱えながらなお余裕かまして遊んでるわけだ。

写真は目録だ。

 

以前に比べて本のコンディションをかなり詳細に説明している。伝統的な古本市の目録は箱や帯の有無もよくわからないもので、客にとってはかなり不親切なものだったからなあ。

 

これはAmazonなどの通販が隆盛を極める中、コンディションの説明を求める客のニーズにひきづられたものだろう。