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古本屋日誌

2022-02-12 11:59:00

こないだ川端二条の「中井書房」に出向いたが、レジのところに京都大学の吉田寮が出しているパンフが置いてあった。

 

吉田寮は大学から明け渡しを求められて係争中だ。確か2015年に完成した新館も含めて退寮を求められているとのことだったはずだ。

できたばかりの建物からも出て行け❗️というのはよほどの事情があるのかもしれない。

 

中で爆弾を作っていたとか、反体制運動の拠点だとか、まあどう考えてもそんなことはないだろうけどな。

 

そのあたりをパンフから読み取りたいと思い、早速読んでみた。

 

中身なんだが、明け渡し裁判の日程は載っているが、それ以外に大衆にアピールするものとしては吉田寮の建物が築100年以上の歴史をもつこと、寮の中に作った畑でいろんな野菜を栽培して本部時計台前のテントで販売していること、寮の食堂で催しができることが書かれているだけで拍子抜けした。

 

建物が古いことに興味を持つのは近代建築の趣味がある人だけだし、野菜の話は天下の京大で毛色の変わったことをしていますというよくあるマスコミ受けするパターンをなぞっているだけの戯言にしか思えない。

 

もともと社会とは接点も何もない学生風情が大衆にアピールすることは原理的に無理だ。

 

でも一応頭がいいことになっている京大の学生なら洒落でもなんでも社会にアピールできる切り口を用意しているかと思いきや、そんなものはかけらもない。

やはりバカはどうしょうもないな。