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古本屋日誌
今日から京都古書会館で古本市だ。
ここは裁判所の少し南にあるのだが、大阪のそれ同様エレベーターも備えた立派な建物だ。
以前に比べて普通の本が多く出品されている。以前は浪花百景の浮世絵とか古文書なんかが中心で、私など近寄りがたかった。
そういえば以前の神田の古本屋は本の状態をほとんど書いていなかったよなあ。
「日本戯曲全集 34巻 850円」で終わりだ。このシリーズには箱がついているのだが、買う方としては箱があるのか気になる。それで電話でその古本屋に聞いてみたことがある。
「箱のないような本は取り扱いしてません」だった。
「じゃあ塩梅書いといてぇな、わからへんやんか」と言ってみたけど
「お客さん❗️その一行に心を込めて、説明をわしらは書いてるんです、読み取って欲しいですな」てなことをいうんだからバカではないかと思ったけどね。
この短い説明をどう読んだらコンディションがわかるというのだろう。
つまり以前の古本屋商売はいい加減だったのだ。
それはさておき、西村賢太の本はまだ新刊書店にあるかも知れない。
大型書店は本の量も多いし、担当者の趣味や技量で発注する本も決められるだろうから、賢太好きな文芸担当なら前もってたくさん仕入れてストックしている可能性もある。
そこでジュンク堂三宮本店に出向いてみた。
「現代文学」の棚を探してみると、西村賢太の本は新潮文庫の「苦役列車」が数冊カバーが見えるように棚に横向きに置いてあるほか、文春文庫の「小銭をかぞえる」も数冊、こっちは背表紙が見える形で並べてある。
それ以外にも最近出た単行本が2冊置いてあった。
この間MARUZEN-ジュンク堂京都店に出向いて現代文学の棚を見たら、本の雑誌社の「一私小説書きの日乗」しか置いてなかったのと比べたら、大違いだ。
やはり文芸担当の力の差だと思うな。