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古本屋日誌
昨日はお客さんから買い取ったたくさんの中公新書の値付けをして出品した。
先日住吉のお宅に伺って本棚を拝見するとものすごい量の中公新書が並んでいる。
「これはな、昭和30何年あたりの創刊の時から全部こうてるんや。」とのことで少し抜けはあるようだったが、スティールの白い本棚に上から下まで8段にわたって背が白く帯のかかった新書が、ずらりと並ぶのは壮観で、その本棚が7個ある。
不思議なのは全てカバーが外してあることで
「これはなんでカバー取ってはるんですか?帯はちゃんとあるのに、もったいないですな」と聞いてみたら
「カバーはな、このところのやつは取らんと残してあんねんけどな。カバー取った方がかさが少のなってようさん本棚に入るんやわ」てなことを言う。
言っている理屈はよくわからないな。カバーを外したところで大した薄くはならないだろうに。
「でもお客さん❗️やっぱりカバーは欲しいゆう人が多いからこのコンディションでは値段は出せませんで❗️」
「だいたいカバー外してたかて、薄なりませんで❗️本が可哀想やおもわはりませんか❗️」
と安くは買わせてもらいました。
量が多いので全て佐川にお願いして送ってもらうことにして、その段ボールが昨日の晩家に届いた。
梱包を解いて一冊ずつコンディションを記入しながらネットのサイトに出品していくのだが
「1刷です、カバーはありません、帯があります。」と判でついたような文面を400回くらい繰り返して実にくたびれた。
問題はネットでは売れない新書がかなりあることだ。
中公新書でもかなり面白くて古書価が高い本ももちろんある。でもロングセラーだったら、今では時代に合わなかったり、そもそもくだらない内容だったりして、通販に向かないものもたくさんある。
これをどうするかだよなあ。
店舗があれば店頭で100均にして売り捌くことは十分できるのだが、うちはそうはいかない。
ブックオフに取りに来てもらってある程度減らすか、そうかもう見切ってぜんぶほかしてしまうかだろうなあ。