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古本屋日誌
2022-01-08 20:42:00
大阪城の山里曲輪から北に出て内堀にかかる橋は「極楽橋」だ。
この橋はただ木を平行に並べて堀をスムーズに渡れるようにする通常の橋梁ではなく、橋の上に豪華絢爛な建物がある構造なのだ。
しかも豊臣時代に作られたこの橋は、竹生島に移築されて現存して国宝となっている。
さてこの橋が豪華絢爛な作りとなった原因を北川央は
「秀吉が城の北側にある弁天島を通る京街道を整備したため、大阪城の北側は京都から大阪に入る玄関口となったので、橋梁も豪華なものにしたのだろう」と予想している。
ただ今はもう亡くなったのだが南田辺にあった「ムラタ書店」の店主が別のことを言っていた。
「大阪城の極楽橋は石山合戦の戦死者を外へ運び出したとこやからそう名付けたんや。せやから内堀を越えて城の外に出る門は青屋門ゆうんや。これを青ものをあつこうてる店があったよってそないゆうんやゆうてる人おるけど、そんな本丸のすぐんとこに八百屋なんかあるわけないやろ。死んだ人間の青ざめた顔を表してるんや」