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古本屋日誌
2022-01-06 15:54:00
新潮新書の北川央「大坂城」には1931年に現在の天守閣が再建された経緯が書いてある。
当初大大阪誕生を祝うものとして、天守閣ができたという説明がされていた。
ところがこのところは市長の関一が昭和天皇の即位記念として天守閣の再建を陸軍に打診し、さすがに天皇絡みの案件では陸軍も袖には出来なかった。
つまり関は天皇を利用して天守閣再建を成し遂げたといわれるようになっている。
これに対して北川央は帝都復興院総裁を務めていた後藤新平が天守閣再建を提言し、後藤は関一とも直接会っているのでその後押しがあったんだとの説を唱えている。
なるほど真偽の程はともかく、これまでにはない考えを曲がりなりにも提示しているのは立派だよな。