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古本屋日誌

2021-12-20 22:16:00

今年は同年配の友人が2人も亡くなった。まだ2人とも五十代で老け込むような歳には見えなかっただけにショックだったなあ。

去年は父親が亡くなったが87だったし、長患いの末だったから来るべきものが来たなあと少し距離を置いてみることができた。

しかし歳も近かったり、歳下だったりした人が死んでしまうのは驚くしかない。

 

このうちの1人はまだ50に手が届くくらいの女で去年の春に余命宣告をされていたことを亡くなってから知った。

そんなことはおくびにも出さず、仕事に励んでいた。

亡くなる2月前に職場に「リクローおじさんのチーズケーキ」を持って来てナイフで小分けにしては居合わせた同僚に配っていた。

「やっぱりチーズケーキはこれですよね」という。

よく知らないという人には「知りはりませんか❗️難波の戎橋筋入ったとこに以前は店があってよう行列してたんですよ」と講釈まで垂れていた。

翌日、お礼をと思って近鉄上本町駅の地下にあるパン屋のクリームパンを彼女に持って行ったら

「あーこのパンは美味しいて有名なやつですよね❗️」と喜んでくれた。

そのあと体調が悪くなって職場の控え室で机に突っ伏してしまい、その日は仕事を休んで帰宅したこともあった。

後でその日はの話を本人にしたら

「ちょっと貧血だったんです。でもあの時は私が机に顔をつけていたら、周りの人が『あんたいけんのか❓えらい青い顔しとんで❗️』と心配してもうたんです」と言う。

もうその頃はひどい状態だったろうに、精神的に強いひとだった。