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古本屋日誌

2021-12-19 15:24:00

先日、劇画の平田弘史が亡くなった。

 

平田は1960年代初頭に大阪の日の丸文庫から「血だるま剣法」を出して部落解放同盟からの抗議を受けて、本の回収、絶版という筆禍を被った。

この本はようやく2004年に一部伏せ字を施した上で青林工藝舎から復刻がでた。

それまでは読みたくてもなかなか読めず、私は奈良の古本屋の五輪書の目録にこの本が10万円で出ているのを見つけて申し込んだが抽選に外れた。

その後ヤフオクで出ているのを見つけて8万円で落札したが入手後読んでいると何箇所も落丁がある。

下鴨の旧家が出品していたのだが「いやーこの本は大事にしていたので欠損があるとは思わなんだわ」とのことでなかなかうまくいかない。

仕方ないのでいろいろ調べたら東京の大宅壮一文庫が持っていることがわかったので、わざわざ東京くんだりまで出向いてコピーさしてもらいましたよ。

ただ、平田弘史にはもう一つ天理教の開祖の中山みきの伝記がある。

これは天理教の新聞に連載されていたのだが、なぜか途中で打ち切りになり本にもなっていない。