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古本屋日誌
2021-12-12 11:14:00
生活保護を受給している人をバッシングする風潮があるよな。
自分が負担した税金から保護費が出ているのに、パチンコやギャンブルに使っているとか、不正な受給を受けているものがいるというやつだ。
でもこの手の批判は必ず自分より下の連中にだけ向けられるという、不思議さがある。
毎日汗水垂らして仕事に励んでいるのにあいつらは何をしとるんや❗️というのは会社の経営者や株で儲けている連中や、マンションを所有して不労所得をたんまり得ている見苦しい輩に向けられてもおかしくないだろう。
でもそうはならないんだよな。
俳優やタレントもまともな仕事をしているわけでもないのに、法外な所得を得ているわけだから批判があっても然るべきだがそうならない。
でもこれは現代の特徴であって、これら芸人風情はずっと河原ものと蔑まれて「あの芸人がどれだけ金を稼いでるのか知らんけど、そいつらの稼ぐ金と俺が汗水垂らして稼ぎ出す金は根本的に値打ちが違う」という価値観が一般的だった。これは山本夏彦や山城新伍が縷々述べていたことだ。
サッカー選手やプロ野球で何億円もの収入を得ている連中も「たかがサッカーや、野球みたいなガキでも出来ることを大の大人がしてるだけやないか」という批判は当然成り立つ。現に設立当初のプロ野球はそのような批判にさらされていたことは井上章一の述べるところだ。でも現代ではその批判は見られない。
例のMMTの価値観では税金を原資として国の様々な財政支出(公務員の人件費も含まれます)がなされるというのは間違いだとなる。
管理通貨制度の下では国は何もないところから金を生み出すことができる。税金はあまりにも金が市中に溢れてインフラになるのを防ぐために回収しているだけということだ。