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古本屋日誌
2021-12-03 22:58:00
関川夏央が岩波書店から「人間晩年図巻」の2000年以降の分を3巻に分けて刊行している。
さまざまな人物の晩年を彼の興味のおもむくままに描く作品で興味深い。
歯に衣きせぬ関川の姿勢は面白いし、執念深く資料を博捜して、二の矢、三の矢をたたみかける。それが簡潔で要領を得ているので読んでいて小気味良さが感じられる。
この本は今回の出版で5冊目なんだが、この前の1996年を熱かった本の中で、横山やすしを取り上げていた。
関川はやすしは過大評価されすぎている、何が面白いのかわからないという。
「やすしの芸の評価は大阪では絶対的、東京でも高かった。しかし私にはどこがおもしろいのかわからず、ただ東西文化の違いを実艦したばかりであった。」
この後関川はさらにさらにたたみかけるのだ。
「(やすし・きよしは)すごく過大評価されていると思いますと桂米朝との対談で語ったのは、一時やすしの師匠の横山ノックとトリオを組んでいた上岡龍太郎であった」
上岡の芸風はやすきよとは対照的だし、あんな理屈っぽいしゃべくりは大阪では受けない。それがよくわかっている上岡の発言は私には説得力はない。
でも関川はまだ終わらない。
「大阪で行われて全国中継された葬儀には二千人が参列したが、一周忌はほとんど身内だけの四十人で営まれた。」
毎日京阪電車の萱島の駅まで5分くらいなんだが歩いて仕事に行く。
時間は昼過ぎなんだが、思いついてマスクをしてる人がどれくらいいるか数えてみた。
昨日11月2日はしてるのが20人、してないのが2人(このうち1人は私だ)。
今日はしてるのが17人、してないのが1人(私だけ)だった。
こんな田舎でマスクして外を歩いてるのは不思議でしかないが、そういう趣味なんだろう。
趣味なら仕方がないよな。
近所の小学生に「あんたらマスクは毎日変えるのか❓」
「そんなん当たり前やろ❗️だいたい不潔やないか❗️」と、皆言うのでびっくりした。
「俺、週に一回取り替えるだけやで」と言おうとしたがやめといた。
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