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古本屋日誌
2021-11-28 18:04:00
坪内祐三は若くして(といっても60にはなってるけど)亡くなり、その後いろんな追悼特集も出て、奥さんのエッセイまで出た。
それ以降も古本屋仲間の間ではあんなことがあった、こんなことを聞いたとかまびすしい。
編集工房ノアから山田稔の「富士さんと私」が出てその記念講演があった際、坪内は最前列に陣取り熱心に話を聞いていた。
山田は御とし90にもなろうかという高齢で、講演中は椅子に腰掛けてだった。
さて山田の話が終わり、すっくと彼が立ち上がると
すかさず最前列の坪内が
「あーこいつ偽老人やな❗️」と叫んで周りの人達の顰蹙を買った。
またこれも大阪の古本屋から聞いた話だが、講演の後二次会に坪内祐三と出かける機会があった。
飲み屋のテーブルに坪内祐三がついて、その前が年嵩の古本屋だった。もちろん二人は何の面識もない。
ところが坪内祐三は
「君❗️コート❗️」と着ていたのを差し出して片付けてさせようとした。
古本屋が戸惑っているとすかさず
20くらいの若い坪内の付き人みたいなひとが飛び出してきて
「すみませんーこれは私が〜」と引き受けてことなきを得た。
どこまで本当なのかね。
それにしても坪内祐三は書いてた本が面白かったので、俺はこの程度なら何の問題もないと思うな。
むしろ尊敬する先生が自分に気を許してくださってると思ってありがたいと思うけどね。
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