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古本屋日誌
2021-09-27 21:52:00
天牛書店は非常に魅力的な古本屋だ。
客から買取した本のある程度を相場よりかなり安い値段で売る経営が成り立っている。
もともと、地元の店舗をもつ古本屋はネットやアマゾンの価格など関係ない存在だ。
近所のお客さんがいい本を売りにきてくれて、それを買取して、少し利益が出る形で店舗で安く販売するスタイルだ。
多くの店舗型の古本屋がそのサイクルを目指すのだが、いかんせん恒常的にいい本を手に入れられない。
利益を確保するために勢いネットの価格で店に出すことになり、そうなると売れるのに時間がかかる、店に足を運んでくれるお客さんの数も減ってくるなどといった悪循環のサイクルに陥ることになる。
天牛書店は創業者の天牛新一郎がなにわ塾叢書の一冊として「われらが古本大学」があるんだが創業期の買い取りに関して「店売りの値段の9割で買い戻します」というのをやっていたとある。
そりゃ売りに来る人が多くなるだろうなあ。その遺産や信用が今日の天牛を作っているわけだろう。
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