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古本屋日誌

2021-09-23 13:38:00

人はいろんな思いで、友人を見ている。

私が古本屋を始めた時に初めて蔵書を売ってくれたのは予備校講師時代の友人夫婦だった。

嫁さんは同志社女子大の講師で中国文学が専門で、旦那さんは関西大学で留学生相手に数学を教えていた。

図録や講談社学術文庫、Z会の参考書なんかを譲ってもらってありがたかった。

わしが古本屋をすることに関して
嫁さんは

「あんた‼️古本屋やろ思たらできるやろ‼️」と突然旦那さんを追及し出した。

「そら調べて、勉強して相場わかってきたらなんぼでもできるやろ」

手近な人と旦那を比べて、とやかくいうのは世間ではよくあることですな。

やはり予備校講師時代の友人で、今は精神科医となっている勤務医に

「俺古本屋になったんや」というと

「古本屋なんかあかんて、そんなもん」という。

「学園前にな、論語教える教室出したらええねん、わしの娘も通わすよって」ともいう。

彼は人間は向上心を失ったらあかんねやということが言いたいようだ。

あれこれこっちから言ったらそれなりの社会的地位を鼻にかけて話をしているようにも聞こえてくるし、俺は全くその点に興味はないのでやめておく。

この友人の精神科医は以前は神戸の病院にも勤務していてあの有名な奥崎謙三も診察したことがあるのだよ‼️

出所後のことなんだが、

「あれこれ話聞いてたらえらいどつかれたわ」

とのことなんだが、細かい話が聞きたいよなあ。


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