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古本屋日誌
2021-09-17 16:34:00
今日から大阪古書会館で古本市。
早速行ってみた。
アジア、厚生、ディック、杉本、唯、ロビン、矢野、真木、シルヴァン、横丁、寸心堂など。
秋の古本市の嚆矢を飾るものだが、いつも不思議に思うことがある。
一つは寸心堂の展示だな。この本屋は海外文学の専門店なんだが、平台に本を詰めているのは特に変わりはないが、平台の上に本棚を組み立て単行本は単行本、文庫本は文庫本できれいにまとめて展示しいくつかのオススメ本は特別にスペースを設けて背表紙ではなく表紙が見えるように展示している。
今回そうやって際立たしてあったのはちくま文庫の「妖精の女王 1」だった。
こういう展示は他の本屋は全くやってない。お洒落といえばお洒落なんだろうけど他の本屋との落差がありすぎる。いろいろ言われないんだろうかね。
もう一つは唯が毎回やっている左翼文献だ。
1968年を中心にした全共闘、日大、東大、関学や連合赤軍の回顧録の類だ。
日本の大学は東大であれ京大であれ、定員が多すぎるので、そもそもバカも大勢入学させている。
したがって落ちこぼれて使い物にならない連中が必ず相当数出てしまうのは周知の通りだ。
その受け皿として機能してきたのが塾や予備校業界、また東京だけなんだが出版社だ。
でも毎回古書会館にわけのわからない左翼文献が展示されるのを見ると古本業界もその連中の受け皿になっていたのではないかと推測される。
まあそれは結構なことだよなあ。
以前、京大の熊野寮で農学部の学生なんだが、部屋の電気もつけず、手元を照らす小さな照明だけつけて夜更けに何やら書き込んでいるのを見た。「おまえ何してんねん❓」
と覗き込んでみたら記憶を頼りにドラゴンクエストのダンジョンの地図を鉛筆なめなめ作っていた。
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