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古本屋日誌
2021-08-28 10:28:00
週刊「ベースボール」のタイガース特集号には、先日亡くなった大島康徳の連載記事の再録がある。
1975年のペナントレースでカープがドラゴンズと激しく争っていた時の話だ。
広島球場での直接対決で3点リードされたカープは最終回に2点返してさらに山本浩二のヒットで三村がホームに滑り込んでタッチアウトになったんだが、そのタッチの仕方が乱暴だとのことで三村が激昂してキャッチャーの新宅に詰め寄った。
興奮したファン2000人もグラウンドに乱入してドラゴンズの選手を追い回した。
暴徒はベンチにまで入って殴りかかり、結局球場に機動隊が導入された。
この辺まではよく知られている。
面白いのはここからで、大島らナインはバスに乗ってホテルに帰ろうとしたが、そのバスと道路の隙間に熱狂的なカープファンが入り込んでバスを出させまいとするのみならず、タイヤはパンクさせられており、激しい投石を浴びせかけたというのだ。
結局カープが優勝するんだがその際の広島市内の盛り上がりは大変なもので各所で胴上げが行われていたのだが、その最後に必ず下にわざと落としたというのだから面妖な話だよなあ。
大島は大胆にも騒ぎの渦中に食事に出かけて、身体がでかいのでプロ野球選手と見破られるのだが「カープの2軍のものですわ」と言ってごまかしたと書いている。
うーんそんなことあるかなあ。
カープファンなら2軍の選手であっても全て把握していると思うし、優勝を競り合っているドラゴンズのレギュラー選手の顔カッコウを忘れるなどということがあるだろうかね。
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