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古本屋日誌
2021-07-25 14:41:00
井上章一と磯田道史の対談集「歴史のミカタ」に京都人は避暑に行かない話がある。
東京の人たちは軽井沢やら箱根に酷暑を避けに行くようだが、京都人にそれはない。
鴨川に納涼床なるものを設けて夕涼みと洒落込むのだが、もちろん涼しいわけがない。
井上章一はこれを京都人の洛中へのこだわりだと解釈している。
「なんぼ涼しいとこやゆうたかて、そないなもんちょっともええことあらしまへん。鴨の流れがどこぞにおますか‼️甍の波やら御所様てどっこ探したかてあらしまへんよってな」
京都の人にとっては涼しさなど二の次でやはり京都の素晴らしい景観や雰囲気が何より価値のあるものなんだろう。
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