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古本屋日誌

2021-07-12 22:07:00

古本屋はあまり立ち読みは推奨されない。

むしろ長く本を読んでたら店主から叱られることもある。

ただブックオフや古本市場などでは特段注意もされないからずっと読んでる人もいるよなあ。また古本市でも陳列台にへばりつくようにずっと読んでる人がいる。

すぐ横に別のお客さんが来て棚を見たそうにしていても全く動じないし、店員が本を補充しようと近づいても我関せずだから、自分の世界に深く入り込んでいろと推測される。

これは私には昔から不思議だった。

第一腰が痛くなるじゃないか。本を片手に目を凝らして活字を追う姿勢は前屈みで腰に負担がいく。目にも悪い。

それに立ったまま本を読むことそのものが不自然ではないか。

やはりゆったりしたソファーかクレイドルに身を沈めレイコーかホットに紫煙を燻らせて本は楽しむものだ。立ったままなど落ち着かないし、集中もできないし、暇つぶしの余裕が感じられない。

古本屋といえどそこは社会だ。

自分以外にいくらでも客は入ってくるし、必要な本を確保しようと努めていることに不思議などない。

それにもかかわらず我関せずと他者との交わりを閉ざしてしまうのは姿勢は病的なものが感じられる。


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