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古本屋日誌

2021-06-28 14:41:00

コロナ騒ぎでお客さんが自宅にいる時間が増えているため、本も買取依頼が増えている。

自宅で長時間過ごすんだからせめて快適に仕事ができるように目障りな本や雑貨を処分しようとするからだろう。

誰ももう読みもしない、使いもしないガラクタが目の前を跋扈しているのにはイライラさせられるのだ。

私もご自宅にお伺いするのだが、目の前に現れる本の山はたいてい前もってお聞きしていた冊数を上回っている。

団地の三階だったり、おまけにエレベーターがなかったりもして、運び出す手間を想像するとたちまちげんなりしてしまい、査定するため背表紙を眺めても心には響いてこない。

私の経験では本の量が多くなると1%くらいなんだがそれなりに価値のある本が必ず混じっているものだ。

だから本来はじっくり何度かチェックして価格を査定するべきかとも思うのだが、すでにめんどくさいとの思いが頭を占めているし、お客さんも

「もうあれですわ、なんぼでもかまへんよって、ちゃっちゃとかたしてや‼️」とおっしゃる。

なぜかわれわれの思惑は不思議と一致して素早く査定は終わるのですな。

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