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古本屋日誌

2021-05-24 13:39:00

小さな個人商店ならいくつもの役割を少ない人数でこなさなければならない。

何でも屋だからその人が抜けてしまうと仕事の段取りも顧客との連絡もままならず、業務は停滞して遅々として進めず、最悪倒産してしまうことすらある。

例えばうちなんかはその典型で嫁と2人でやっているからどちらかが寝込んだらすると途端に回らなくなる。

しかし現代社会の大抵の会社はそんなことはない。

特定の人が辞めたり、病気で長期に休んだりしたとしても別の人がやるだけで、特段問題もなく業務は回っていく。それが当たり前だし、そうでないと企業など成立しない。

管理職にせよ、営業にせよ、社長にせよ、新入社員にせよ、会社が必要とされている業務を分担してこなしているだけだ。

例えば進学塾の業務は滞りなく授業が顧客に提供することだ。

管理部長の業務は大河のように滔々と流れ続ける授業の時間割に穴が空かないように監視してアクシデントでは速やかに対応するだけである。

自分の意思と関係なくいつものように流れては去っていく業務の流れを目にした時、誰しも追い立てられていて、こまねずみのように走り回り、部品の一部に組み込まれている感を持つ。

勤務評価にしても進学塾なら生徒からのアンケートやら上司からの授業の査定があるのだが、それらの数字が会社の儲けや発展にどれほど結びついているのかは、まともな人間なら疑いを持つ。つまり結びつきは曖昧で漠然としたものでしかない。

ある人にとってはそれが悔しかったり、自分の存在意義が希薄だと感じられたり、はたまたリストラされる危機が迫っていると深刻に捉えたりする。

もちろんバカだよね〜
センスが悪いよ‼️

部品の喜びを感じなさい‼️とまでは思わないけど、現実を直化できないのはダメだということだよ。

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