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古本屋日誌

2021-05-06 11:01:00

この間雑誌「number」の古いやつをお客さんから買い取った。

その中に1981年のタイガース特集の号があって上岡龍太郎と山藤章二が対談している。

上岡は「優勝はしてもらいたい」と言う一方で「負けるからダメだとは思わない」とも言う。

つまり結果としてはその試合に負けただろうが、点も何点か入っていようし、ひょっとしたらファインプレーの一つや二つあっただろうし、ピッチャーだっていいコースに決まったケースもかなりあるだろうということなのだ。だからそのようないいところだけ見ていたいというわけだ。

これはかなり歪んだ発言ではあるが別に上岡龍太郎だけの意見ではない。私の周辺でも何処でも普通に聞こえてくる声なのだ。

スポーツ新聞もタイガースが負けたら「ダメ虎」だとか「〇〇、ええ加減にさらせよ‼️」てな気が滅入る見出しになっている。

しかしそうではなく(試合の勝ち負けなど無視して)「二回のマイクのストレート、凄い‼️」とか「6回の掛布のホーマーは125メートル弾‼️」てな感じにしたらいいという人がいっぱいたよなあ。つまり負け試合でもタイガースなんだからいいところがあるだろう。それだけを取り上げて新聞を作って欲しいということなのだ。

昨日の試合も8回に岩崎が打たれて同点になってしまったが、岩崎はタイムリーを打たれても、ゲッツーを取っても完璧なポーカーフェイスで素晴らしかった。

明らかに球が高く浮いていて、なかなか空振りが取れない状態だったのに、まったく表情も仕草もいつもどおり淡々としている。

いいよね〜

ところが解説の古田も片岡も「9試合連続で無失点なんです」と褒めちぎるし、打たれたら打たれたで「われわれ解説者が褒めたら打たれるということがよくあるんです」などとオカルトみたいなことを言うので笑わせるぜ。

ジャイアンツにいた上原は打たれたら顔をゆがめる上に、マウンド上でしゃがみ込んで悔しがって見苦しかった。

桧山に自慢のフォークボールをすくいあげられてライトスタンドに放り込まれた時など切歯扼腕、見苦しさを通り越して面白いほどだった。桧山は完全にタイミングを外されて、バランスを崩して当てただけのバッティングだった。

変化球を打ち損なってもスタンドインしてしまうようなお子ちゃま用の野球場てバカバカしいよなあ。

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