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古本屋日誌
2021-04-06 09:56:00
高島俊男が亡くなった。
彼は中国文学の碩学だったが、あとう限り噛み砕いてわれわれに説明しようと努めてくれてありがたかったよなあ。
その上で世間にはびこっている単純に漢字をありがたがる風潮にも「漢字検定のアホらしさ」などと論争を挑んでインテリの矜恃も示した。
文春新書でかなり売れた「漢字と日本人」は漢字はそもそも中国(高島はシナでなんら問題はないことを示してくれた)のものでわれわれの思考とは別のものであることを明確に伝える作品だ。
長らく「週刊文春」にコラム「お言葉ですが」を連載して単行本も10巻まで出ていたが、突然連載を打ち切られた。
高島は理由も告げられず打ち切られたことをえらく気にして連合出版から出した11巻目で「ずっとこの連載が続くものだと思っていた。今でも理由がわからない」と嘆いていた。
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