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古本屋日誌
2021-03-25 13:11:00
昨日から阪神百貨店で古本市の後半が始まった。
先週の水曜からの前半よりも売り場を拡大してたくさんの古本屋が参加している。
早速の昨日朝から行ってみた。
15店ほどが8階催し物会場にずらりと平台を並べてまたその上にも本棚を積み上げてびっしり本を並べていて壮観だ。
村上春樹と村上龍の対談集や京大近所の安い食堂のルポの本、天野忠の詩集、「1968年のルイジアナママ」、太田出版の「トイレット博士」古い「宝島」のバックナンバーなど面白そうな本が並んでいる。
ただ職業が古本屋で毎日本の背を眺めてあれこれ思い悩んでいる私のような人間にはあまり集中して本を見ることが難しくなっている。
かいなでにサラーっと見て「はい、ここはいい本はないです‼️次行こ‼️」てな感じだ。
また初日はかなりお客さんも多いので落ち着いて本を見ていくことは難しい。この平台は立ち読みをして吟味してはるから、後回しにして次を見ていこうとなる。
でも実はじっくり見ていくと面白い本もあるものなのだ。でもそれには時間がかかる。
ここがいいところなんだよなあ。
おんなじ棚を何度もゆっくり見ていくと「へーこんな本があるのか‼️」となって手にとって眺めて、ページをくって読んでいくと面白い。
自分でこうてもいいんだけれど(誰か買うかなあ、おんなじように面白がる人がいたらいいよなあ)と思ってワザと目立つように平台から本を少しずつ持ち上げておく。
この全体が人間が生きていく上で本当に大切な時間だよなあ。
ありあまる老後の時間は合理化に馴染まない。ネットで検索してもさっさと買うのでは到底時間は使いきれないし、ゆったりした気分にもなれない。
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