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古本屋日誌
4月からAmazonの出荷では本代に送料を加えた値段が2000円を超えるものには出荷の通知番号がある手段にすることが求められる。
うちは郵便局を専ら使っているので、198円で3センチまで可能なクリックポスト、370円でやはり3センチまでのレターパックライト、520円で制限のないレターパックプラスやゆうパックということになる。
現実的な問題としてゆうメールなどの手段で未着があるかというとまったくないです。
だから郵便を追跡できるシステムなどというものは意味はありませんな。
その分送料が高くなるわけで、(うちも当然値上げをします)お客さんにとっていいことなどはない。
ただコロナ騒動で客層が拡大していて、これまで通販など見向きもしなかった人が大挙して利用するようになった。これらの方々は対面販売に慣れているので、どこの誰とも知らない通販業者と取引するのに不安を覚えるというのはよくわかる。
だから実質的な意味は全くないものの、サービスとして求められているということだ。
大衆社会の通弊として意味のないことでもブレーキがかからず行き着くところまでいってしまうということがしばしばある。
だからそのうち今は2000円以上の本が通知の対象だか、そのうち1000円以上と範囲が拡大し最終的には全ての本が対象となるだろう。
そうなれば通販業者の大半は利益を確保できないから撤退してしまい、結果的に客も自分で自分の首輪締めることになるだろう。
というのは論理的な帰結だが、もちろん行動経済学の教える通りそうはいかない。通販業者はなぜか、利益も出ないのに本を売り続けるだろう。
なにせ、今でも本代が1円で、送料が257円という商売としては崩壊している値付けの本がAmazonにはたくさん並んでいる。
かくいううちもそういう本が何点かあるのだ。
これなど手数料、ゆうメール代金を引くと40円くらいしか残らない。「とりあえず40円は儲けが出たなあ‼️」と思うのがバカだ。
仕入れの金や封筒代なども引かないといけない上にそもそも郵送手続きをする労働時間が計上されていない。つまり完全に赤字だ。
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