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古本屋日誌

2021-02-25 18:37:00

初代桂春団治のCDが新たに出た。

桂文我のプロデュースで様々なSPレコードから6巻にまとめている。

春団治のCDはたくさん出ていて取り分け「春団治三代」はほぼ全集といっていい博捜ぶりで驚かされた。

今回のは春団治が時間を変えて吹き込んだネタがそのまま収録してあって面白い。

第1巻は「馬の田楽」なんだが7分、13分、12分と3種類だ。長いネタでもうまい具合に切り縮めて不自然さを感じさせない話芸を楽しんで欲しいということだろう。

各巻には冒頭桂文我の解説が収録してある。

春団治に関しては既に富士正晴の浩瀚な「桂春団治」があるのでその焼き直しのような話は聞き飽きている。

文我が何を付け加えているのか❓

例の有名なレコード煎餅の話がよかった。これは煎餅にレコードとしての機能も持たせたもので、春団治の小咄を聞いたあと食べることもできるとの触れ込みで売り出されたものだが、煎餅もそれを収納していたカンカンも発見されていなかった。

ところが10年ほど前そのカンカンに入った煎餅レコードが会津若松で発見されたという。文我は「わたしもそれを手に入れて米朝師匠にお見せしたら『長生きしたんでええもんが見れた』というていただけた」と話している。

このレコードは確かヤフオクに出品されていてかなり高額で落札されていた記憶がある。おそらく文我が落札したんだろう。

それはさておき文我はもう一つ興味深いことを話している。

それは煎餅レコードのお披露目は天理教の開祖40周年祭に合わせたものだったということだ。春団治は天理教と関係があったわけだろう。

そういえば「血だるま剣法」の平田弘史も天理新聞に教祖中山みきの伝記をもちろんマンガで連載した。彼も関係者なんだろう。

しかし、なぜか単行本になってない。

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