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古本屋日誌

2021-02-03 01:11:00

古本屋は「高価買取」をうたっているところが多い。
「高く買うて安う売る」などと大書してる店もある。

ただ買い取ってもらおうと電話してみたら「すみませんがどんなジャンルの本ですか?」「文学書ですか、ほとんど値打ちはないですね、持ってこられても引き取れませんからほかしてしまわれた方がいいですよ。うちの店もいっぱい捨ててます」

「古い社会科学書ですか、そういう類の本はもう古くなると値打ちもありませんから引き取れません」

「お客さんのお住まいは千林ですか、うちからは遠いのでちょっと買取には参れません」とかトーンの低い言葉で、いかにも要らんものを押し付けないでくれとのオーラ全開の応対だ。

これは例えば大阪でNo.1の古本屋である「天牛書店」でも同様だ。

その理由はその古本屋で扱う本のジャンルが狭すぎることにある。

天牛書店ならほとんどの雑誌は扱わない、理系の専門書も、医学書、パソコンのマニュアル本、実用書全般、エロ本、エロDVD、大半の漫画、タレントの写真集すべて、ハーレクインやBLといった文庫本全て、ほとんどの文学全集、これらの本は取り扱っていない。

それ以外の本屋も似たり寄ったりでこうなると客の持ってきた本の大半とか全ては買い取らなくなってしまう。客も不快だし、店も迷惑だからもう電話が来た段階で拒絶しようとするわけだ。

これに対して「ブックオフ」はだいたいなんでもジャンルに関係なく買うてくれる。

電話してみたら「お住まいはどこらへんですか?あー、門真の城垣ですな。何冊くらいありますか?60冊、はいわかりました。最短で行けるのは今週の金曜です。あと本が多すぎてバンに乗らなかった場合は分けて持って帰ることになりますから。また買い取れない本は持って帰りません」てな感じだ。

ジャンルで買い取れない‼️とは言われない。これは客にとってはまことにありがたいことなのだ。

買取の際は一冊一冊値段を付けてプリントアウトしたものを手渡してくれる。

これも普通の古本屋なら「全部で420円です」で終わりなのと比べると客にとってはありがたいよなあ。

ただ60冊の本でパンに乗らないてなマニュアル通りの対応はバカだよなあ。


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