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古本屋日誌

2021-01-28 12:54:00

昨日東高津町にある新風書房に伺って、できたばかりの「大阪春秋」181号、浜寺特集を購入した。

その際「残念なんですが次の4月発行の182号で休刊することになりました」と言われた。

雑誌の最後のページには発行人の福山琢磨の名前で「長い間本誌のご購読ありがとうございます。次号で休刊します。昨年3月私が体調をそこない、体力的に発行を継続することが難しいからです」とある。

 

確か福山さんは米寿くらいのお年だからいくらお元気といってもさすがに体力的な衰えはあるだろう。しかしそれなら後進に譲って託せばいいだけではなかろうか。



同じページにある編集後記には

「発行人から『大阪春秋』の編集方針を一新したいとの提案を受けました。要は経営改善を図っていくということのようですが………この雑誌が決して一私企業のものではなく大阪のまちにとってかけがえのない「公器」であることは明らかです。…」とある。これはもちろん福山ではなく編集部員の誰かが書いたものだ。

察するに福山さんが赤字が出ないように雑誌をイメチェンしたいと提案したが、編集部員には受け入れられなかったように読める。

この雑誌にはほとんど広告が載っていないのが不思議だが、それでも熱心な購読者は多いし、公共の図書館や大学などで定期購入してもらえるわけだし、大きな赤字になるわけもない。

この前北河内で発行されていて2006年に休刊になった「まんだ」という郷土雑誌の財政事情を書いたことがあった。

この雑誌は1977年の創刊でほぼ30年発行を続けてその間蓄積した黒字は40万ほどあったのだが、最後の2年は赤字で特に2006年は1号出すと10万程度赤字になり黒字を全て吐き出してしまった。

私が思うに「大阪春秋」は赤字にはなってないし、今後とも財政的に問題が出るとも思えないけどなあ。

 

金がないならないで、「大阪春秋は財政的に困っています。クラウドファンディングもやりますし、個人的に寄付をお願いしたい」とか誌上で窮状を訴えるものではないかなあ。

それもなくていきなり休刊だというんだから、福山さんはめんどくさくなったのかなあ。

大して儲からないし、執筆者は生意気だし、原稿料をしっかり払え‼️だのもっとページをよこせだのごたくさごたくさうるさいし、出てきた原稿はというと、足で書いて自分が見つけたものではなく、これまで本に書いてあることの引き写しだしやる気もなくなったよ、という感じだろうか。


それでも、大阪が誇る雑誌が廃刊にでもなったらがっかりだよ、なんとかしたいところだよなあ。
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