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古本屋日誌
2021-01-11 22:05:00
さくら舎から坂夏樹の「命の救援電車」が出た。
昭和20年3月14日の大阪大空襲時、地下鉄が被災者を梅田方面に運び、迫りくる猛火から救ったとの風聞を追いかけてそれが真実だったことを明らかにした労作だ。
空襲時は電車に通電しないはずだから動かすのは無理ではないかとか、電車が走ったにしてもそれは午前5時の始発電車で、空襲時ではないだろうとか様々な否定的な意見を一つ一つ丹念に調査していったのだから大したものだ。
結局空襲開始の午後11時半くらいはまだ電車の運行時間中で、空襲開始で途中の駅で一時停車していた車両があって、これを空襲真っ最中に梅田に向けて動かして、地下鉄構内に避難していた被災者を乗せたということだ。
この日の空襲ではキタは焼けていないことを初めて知ったなあ。
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