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古本屋日誌
高槻に仕事で行って専門店化が進んでいるのに驚いた。
阪急高槻とJR高槻を南北につなぐ中通りにお茶漬けの専門店がある。鮭茶漬けや鯛茶漬けからうなぎの茶漬けなどメニューも豊富だ。
はしごして最後の締めに茶漬けとなった酔漢御用達の店だよなあ。
中通りから東へ入る東西の道にはフレンチトースト専門店があったが、これは無くなってしまった。
残念に思っていたところその店の斜向かいに今年の2月からカレーうどん専門店ができる。
カレーうどんは確かに魅力的だし、これをそばにしたカレーそばもうまいのだが、まさか専門店ができるとは驚きだ。
アーケード商店街から西に入ったところにはコッペパンの専門店がある。これはかなり大きなコッペパンの真ん中にツナやらフルーツやらピーナッツクリームやらを挟み込むものだが人気がある。
アーケード商店街のカレー屋の跡地にお餅の専門店ができた。つきたてのふわふわのお餅を扱う。
かつて市場があって店先でうなぎを焼いていた店のあった本通りには岡山県から毎日食材を運んでくる、岡山物産の専門店がある。
その他プリンばかりを扱う店もあるし、ニッカのウィスキーだけを専門に扱うバーもある。
大阪はあまり専門店化せず、なんでも扱う店が多かったが、このところ神戸の影響なのか、社会が成熟してきたからか風向きが変わってきた。
専門店にできるということは、こだわりを持った人が層としているということだ。
店をやる側にとってはやりやすい。
何せ店主のわがままな趣味についてきてくれるお客さんがたくさんいるということだから、失敗するリスクも減っているということになる。
神田には万葉集に関する本だけを集めた古本屋もあるし、ビートルズのアルバム、海賊盤だけを取り扱うレコード屋もある。
大阪でもその方向に向かうだろう。
角川文庫の昔の海外小説だけを扱う古本屋とか、河出文庫の澁澤龍彦の旧装丁専門の店とかどの辺までわがままが通るのか興味深い。
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